人はなんらかの原因で永久歯を失うと残念ながら二度と生え変わってきません。そのため今までは「入れ歯」などを用いるしかその部分を補う方法はありませんでした。 しかし「入れ歯」だと固いものがうまく噛めない、発音がおかしい、また長く使っている間に合わなくなってガタついてきたりする場合があります。 このように歯を失ってお悩みの方の新しい治療法が「インプラント治療法」です。 永久歯が欠損してしまった場合の代わりになるものが入れ歯です。今までは取り外しが可能な入れ歯や隣の歯を削って義歯をかけるブリッジが一般的に使われていました。しかし、今では人工歯根を植えることにより、もとの自分の歯と同じように噛むことができるようになりました。これがインプラント治療法です。 噛むことの喜びと、おいしく食事できる喜びを再び手に入れることのできる治療法です。近年はその安全性も実証されつつあり、10数年という長い症例の実績も増えてきております。
歯科用インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根のことです。天然歯が虫歯や歯肉の病気、あるいは事故などで歯を失うなどの理由で歯の修復が必要とされた場合に顎骨にインプラントを埋め込みその上に歯を固定する治療です。インプラント本体は外科手術により顎の骨に埋め込みます。埋め込まれたインプラントは、平均 6〜12週間の治療期間を経て骨にしっかりと結合します。この期間、当院で使用しているインプラントシステムではほとんどの場合、インプラントの頭を歯ぐきの外に出した状態ですので、他のインプラントを使用した場合のようなインプラントの頭を出すための2回目 ※ の手術をする必要がありません。 ※患者さんの状態によっては、インプラントの手術は 2回法を選択する場合もあります